滋賀の建築会社や住まいの情報をお届けするフリーマガジン

住まいを考え始めたばかりの方にこそ読んで欲しい!大事なおうちのこと、わかりやすくお伝えします。

知っ得!まなび家 第17回

知っ得!まなび家-第17回

省エネ基準適合義務化 –しょうえねきじゅんてきごうぎむか–

2025年省エネ基準適合義務化―――。住まいづくりを考えている方は、こんな用語を見かけることはありませんか。日本政府は住宅の省エネルギー政策を進めています。そこで、省エネ性能の確保のために必要な基準を定めた「建築物省エネ法*」を改正し、2025年4月以降に着工される全ての建築物に適合するよう義務付けられることになりました。

省エネ基準は、「一次エネルギー消費量基準(①)」と、外皮基準で評価されます。外皮基準は、室内と外気の熱の出入りのしやすさの指標である「外皮平均熱貫流率(②)」と、太陽日射の室内への入りやすさの指標である「冷房期の平均日射熱取得率(③)」の2つの基準で構成されています。ごく単純にいえば、まず、エアコンや給湯器などを使うエネルギーを抑えること。そして、屋根や壁、窓などの断熱性能を高めて、室内の熱が外に出にくく、外気や日射が室内に入りにくくすること。これらを数値化し基準値にしたものです。

大事なポイントは、この省エネ基準は、初めに25年以上も前に制定されたもので、いま世界的に見ても低いレベルのままであること。また、2030年には水準が引き上げられるため適合されなくなる、ということです。とりあえず「義務付けられる基準にしておけば良い」のではなく、より高い性能の家を目指すことで、さらに快適な暮らしが実現できるでしょう。